切れ痔への光明と背徳
痔になりました。っていうか以前からそうでした。痔主です。
長年苦しめられてきた痔に関してようやっと光明が見えてきたので
そのアプローチについて備忘致します。
(ちなみに小生切れ痔ですのでいぼ痔等には参考程度です)
基本経緯を遡っているだけですので光明について確認されたい方は
一気に最後をご覧ください。
痔とのファーストコンタクト
そもそも私が「あれ??むっちゃお尻痛いやんけ」となったのはいつなのか遡ると、
2000年代中盤の浪人生時代だったと思います。
それまでも「ちょっと痛い」というのは稀にあったもののそれは排便時にちょっと
痛い程度であり翌日何事もなく忘れるようなレベルでした。
それが浪人時代=高校とは違ってほぼ一日座ってるモードに入ったある日
激痛が走って「うわぁぁああああ」となったのを覚えています。
それまでの痛みと違い翌日に持ち越すはトイレへ行くことに恐怖を覚える痛みだった為
「もう自然治癒は無理や・・・」となりボラギノールAデビュー。
翌日には痛みがなくなったことでボラギノールの素晴らしさに感動を覚えました。
そして肛門科デビュー
その後無事(?)大学、大学院と進学、社会人となりました。
大学、大学院時代も時々痛くなることはあるものの、ボラギノール様の
お力によりまぁ数か月から半年に一回痛くなるよね、程度で推移しました。
が、しかし。恐るべきは社会人。社会人になってから痛みの頻度が跳ね上がりました。
また、ボラギノール様の神通力も徐々に低下しており、「これやばいんじゃね??」
と思いついに肛門科デビューを決心しました。
肛門科にて
ネットで調べまくった後にとりあえず実績豊富そうな肛門科へ。
初めての肛門科に就活以来の緊張を覚えました。
(結果としてこの先生は微妙だったのですが・・・)
先生: 本日はどうしましたか。
小生: あの、お尻が・・・(はぁ?痔以外あるかいな。お前その医者やろが)
先生: じゃ、ちょっとお尻診ますので寝てください。
-小生、例のポーズ(体育座り横向き)にて待機-
-先生、指つっこむ-
-小生、宇宙について考える-
先生: お尻の穴が小さいですね
小生: は、はひ・・・
先生: 生まれつき小さいんですか??
小生: え・・・(知るかボケ!)
先生: 手術で穴を広げるか薬で様子見るかですね。決めてください。
小生: 薬で様子見ます・・・
ちょっと先生のスタンスが信用ならずセカンドオピニオンへと走ります。
セカンドオピニオン
セカンドオピニオンは自費診療の病院へ。もはや必至である。
金ならあるんや状態。
ここのお医者さんのアプローチは比較的シンプルで、そもそも
直腸性便秘(言ってみれば出残り的な)になるのが悪いので、
下剤を適宜使って出残りをしないようにしましょう、というものでした。
これは以下のロジックとなり非常に納得できます。
トイレ→ちょっと出残る→固くなる→次のトイレで固いの出す→痛い
ただ、このアプローチを続けた結果出残りは減った気がするのですが
引き続き切れはする(しかも3週間に一回くらい)という状況でした。
ここでサードオピニオンを決意します。
サードオピニオン
サードオピニオンは保険診療。もう手術って言われたらやろうと決意していました。
が、結果としてここで光明を得ます。
先生: お尻緊張してるんで、マッサージしてあげてください。
小生: はあ・・・マッサージ??
先生: ワセリンつけた指突っ込んでもらって括約筋をぐりぐりしてください。
考え方は肩こりと同じです。マッサージして徐々にほぐしてあげる。
それをしないとまた切れますよ。
小生: あの・・・手術は・・・
先生: いや、この程度でいらないですよ(失笑
どうやら手術というのはもう指が入らないレベルにならないとしないそうです。
マッサージ
ということでマッサージをしています。
使っているワセリンはこれ。
今回のアプローチもロジックとして非常に納得できるので、
今度こそ根治できそうな気がします。
つまり長引く切れ痔に対するアプローチを総合すると以下になります。
①出残り便秘っぽい感じなら適宜下剤を使い出残りにならないよう体質改善
②ワセリンでマッサージしお尻の緊張をほぐす
お尻に指を突っ込むのは慣れてきても気分のいいものではないですが、
これで何とか治るといいなぁ・・・と思う今日この頃でした。